市販の睡眠薬 特徴と効果

市販の睡眠薬

市販の睡眠薬
市販の睡眠薬はインターネットを通じて簡単に購入することができます。

市販の睡眠薬は、医師の処方箋が必要な睡眠薬と比較すると、 使われている成分が異なるため、 効き目は若干穏やかなものの、 ひどい不眠症以外には十分に効果があり、 また、依存性や副作用も比較的小さいのが特徴です。

ここでは、睡眠薬のうち、市販の睡眠薬について製品と特徴を紹介しています。

医薬品以外の市販の睡眠改善に効果のあるサプリやお茶については、睡眠改善サプリメント不眠解消にお茶が効くをご参照下さい。

市販の睡眠薬とその効果

市販の睡眠薬とその効果
  • 寝付きの悪さの改善
  • 睡眠中の途中覚醒、浅い眠りを改善
  • 短い睡眠時間の改善
  • 一度起きると眠れない症状の改善
  • 不規則な生活による不眠改善
  • 朝の満足感、熟睡感の改善

市販の睡眠薬は 布団に入ってから何時間も寝付けない、夜中に何度も起きる、 一度起きると朝まで眠れない、夜勤やシフト勤務、海外出張で睡眠時間がバラバラ、 といった、入眠障害、途中覚醒といった睡眠障害以外に、 睡眠しても十分な熟睡感が得られない、といった睡眠の質にも効果を発揮します。

薬のため、慢性的に利用することはためらわれるものの、 概日リズム睡眠障害や、どうしても寝ないといけない場合などには、 非常に頼もしい存在です。

ただし、 人によっては効きすぎて寝過ぎる場合もあるため、注意が必要です。

市販睡眠薬の成分

睡眠改善薬の有効成分はジフェンヒドラミン塩酸塩(50mg/1回)です。

もともとは鼻炎やかゆみなどを抑える成分として利用されていたものの、 ジフェンヒドラミン塩酸塩は自然な眠気をもたらすことが分かり、 不眠症や睡眠の質の改善薬として利用されています。

ジフェンヒドラミン塩酸塩は抗コリン作用薬のため、 神経伝達物質アセチルコリンの結合をブロックし、副交感神経への刺激を阻害します。

そのため、長期間服用すると喉や口内の渇き、汗の出が悪くなる、体温の上昇、心拍数の増加、 運動失調などの副作用が出ることがあるため、市販の睡眠薬はどうしても必要な時や間隔を開けて使用するのが良いとされています。

市販睡眠薬一覧

市販の睡眠薬はエスエス製薬のドリエル、ドリエルEX、大正製薬のネオディ、皇漢堂製薬のリポスミンなどが有名です。

これら睡眠薬の有効成分とその容量は全て同じ(ジフェンヒドラミン塩酸塩 50mg)であるものの、 ドリエルEXはラベンダーアロマ配合によりリラックス効果をプラスし、 また、カプセルタイプを使うことで、胃で溶けやすく即効性を求めています。

ネオディは、錠剤の大きさを小さくすることで飲みやすくしています。
また、リポスミンは他メーカーと比較すると、値段が比較的安価なことが特徴です。

医師の処方箋薬が必要な睡眠薬

医師の処方箋が必要な睡眠薬は、上記の様な市販の睡眠薬(正確には睡眠改善薬)よりさらに効き目が強いものの、 副作用が大きくなります。
そのため、医師の処方箋が必要な睡眠薬をお求めの場合、医師の説明を十分に聞いてから服用することが望ましいでしょう。

医師の処方箋が必要な睡眠薬はベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系などいくつかの種類に別れるものの、 その多くが脳に作用し、不安や緊張といった症状を緩和させる効果があります。

反面、 中毒性があり、長期利用によりうつ病の悪化、健忘、夢遊行動、昼間の眠気、めまい、幻覚など様々な副作用が出ることがあります。

より自然な睡眠をお求めの場合、不眠解消一覧睡眠改善サプリメント不眠解消のお茶をご参照下さい。


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